イチゴのおいしい食べ方って知ってる?

春といえば、おいしいイチゴの季節です! 以前、Bitで「正しいみかんの食べ方は存在する?」という記事がありましたが、世の中食べ物によって様々なルールがありますね。ではこのイチゴはどうなのでしょうか? というわけで、旬が来る前にイチゴのおいしい食べ方を調べてみました。

お話を伺ったのは、Bitでもおなじみの『日光種苗』さん。様々な植物の種や苗を販売している会社です。担当の小川さんに疑問をぶつけると……、なんとおいしい食べ方はあるそうです!

よくTVやCMなどでイチゴを食べているシーンがありますが、ほとんどは先端から食べています。しかしここにおいしい食べ方に関する秘密があるそう。実は、イチゴは先端にいけばいくほど糖度が高いそうです。ということは、甘いほうから食べていくとその先にある糖度が低い実はより酸っぱく感じてしまう。チョコなど甘いものを食べた後に、柑橘類を食べると酸っぱく感じるのと同じですね。よっておいしい食べ方は、ヘタの方から先端へ食べ進めるのが正解なのです。

あくまで正しい食べ方ではなくおいしい食べ方。確かについつい先端から食べてしまうイチゴですが、実は逆だったんですね。「なるほど」と思いつつ、ついでにイチゴの周りのツブツブは何なのか? も聞いてみました。

実はあのツブツブは種。しかし、あの種から芽が出るということはほとんどないそうです。じゃあどのようにイチゴは増やしていくのかというと、ランナーと呼ばれる株分けによって増やされているそう。ややこしい植物です。

というわけでテーマはもとい、「イチゴのおいしい食べ方」はヘタのほうから。これからおいしいイチゴがどんどん出荷されますが、そんなイチゴをよりおいしく食べるためにぜひ皆さんもお試し下さい。

(木南広明)